この旅行記は、HPを作成する前の旅行の為、メモや写真がありませんので、簡単に私の経験を中心に書いていきたいと思います。
特に、パラオに行く時はグアムでのトランジットの過ごし方が問題となりますので(何たって4〜5時間ですから)その辺をちょっと・・・。
ここからはLOG BOOKです。(写真は「Palau」でご覧下さい)
12月28日(木)
いよいよ今日から8日間のダイビングです。
天気は、朝から雨です。ここ2〜3日天気が悪いみたいです。
1本目;ゲドブスコーラルガーデン(壁を左手に見ながら流す)
EN11:06(50min)、透明度15m、水温28.5℃、雨
2本目;バンナ・・・・?(場所は、タートルコープの手前ジャーマンよりで、壁を左に見ながらタートルコープへ流す)
EN13:44(50min)、透明度15m、水温28.3℃、雨
12月29日(金)
1本目;ブルーコーナー
EN11:03(40min)、透明度15m、水温28.7℃
今日はちょっと天候も良くなく、波が高い。棚の上にはバラクーダーの群れ
2本目;タートルコープ
EN13:22(45min)、透明度10m、水温28.5℃
波が高い・・・モンツキカエルウオが!穴に入らずそのまま潜行。
3本目;シャンデリアケーブ
EN16:24(44min)、透明度8m、水温28.5℃
奥のドームから順番に見ながらのコースで、外ではニシキテグリ・カニハゼを撮る。
12月30日(土)
1本目;ジャーマンチャネル
EN 9:59(46min)、透明度10m、水温28.3℃
この海の荒れは、台風が来ていたとのことです。
2本目;ビックドロップオフ
EN11:29(48min)、透明度10m、水温28.4℃
ここはいつも壁を左手に見ながら一番先まで流す。途中、大好きなグタゴンベが何匹がいる。
最後に棚の上に40〜50匹のツバメウオの群れ。
12月31日(日)
1本目;ジャーマンチャネル
EN10:36(41min)、透明度10m、水温28.3℃、晴れ
2本目;ジャーマンドロップオフ
EN13:05(41min)、透明度10m、水温28.7℃
壁を右手に見ながら流す。途中、カメや20〜30匹のグルクマの群れ。
1月 1日(月)
1本目;ニュードロップオフ
EN10:27(56min)、透明度15m、水温28.7℃
地形を中心に20mmレンズで撮る。途中、グタゴンベやニチリンダテハゼなど。
2本目;ゲロンインサイド
EN12:57(56min)、透明度15m、水温28.9℃
砂地の根にスカシテンジクダイが群れているので、先にエントリーし、写真を撮った後、合流。ノコギリダイの群れなど。
3本目;シャンデリアケーブ
EN14:58(65min)、透明度5m、水温29.2℃
今回、ケーブの中には入らず、一人でニシキテグリ、カニハゼ、マンジュウイシモチなどを撮る。後半に合流。
1月 2日(火)
1本目;ブルーコーナー
EN10:14(43min)、透明度15m、水温28.6℃
いつものように、バラクーダー、ギンガメアジ、バッファローフィシュの群れ。
2本目;ジャーマンチャネル
EN11:38(51min)、透明度10m、水温28.1℃
3本目;ウーロンチャネル
EN13:51(53min)、透明度15m、水温28.7℃
アジの数万の群れに、カイワリ、カスミアジ、サメなどが突っ込むジーンが迫力。
1月 3日(水)
1本目;ブルーコーナー
EN10:00(43min)、透明度15m、水温28.7℃
2本目;タートルコープ
EN11:43(45min)、透明度10m、水温29.1℃
1月 4日(木)
1本目;ジャーマンチャネル
EN11:03(59min)、透明度8m、水温28.8℃
マンタが出なかったので、ジョーフィッシュ、カニハゼを見る。
今日の夜中2:30の飛行機で帰るので、ダイビングは午前中1本だけ。
最終日のダイビングは、1本だけなのでダイビングせず、カヤックや島巡りのツアーなどに行くのもいいかもしれません。
私の場合は、ほとんど周ってしまったので午前中ダイビングして、午後は、船の上でゆっくり機材を乾かしながら日向ぼっこ。
1月 5日(金)
夜中12:15にホテルをチェックアウトし、迎えの車に乗り飛行場へ。
空港には出発2時間前ぐらいに着きますので、ここでの過ごし方も大事です。
まず、カウンターで帰りのチケットとパスポートを出し、Boarding Passを発行してもらいます。このときにキャスターバックなどの
荷物も預けます。
その後、カウンターの一番左側に空港税を払う場所がありますので、そこで20ドルを支払うと,引き換えにBoarding Passを
貰います。空港税をちゃんと払うようにシステムが変わったみたいです。
その後は、すぐに出国手続きをして搭乗ゲートまで行くと、ちっちゃなお土産やんがあるだけで他は何もありませんので、
搭乗時間まで空港内にあるコンビニみたいなお店でくつろいだ方がいいでしょ。
タバコを吸う人は、空港内禁煙なので外のベンチで・・・・・。
私は、いつもこのお店で飲み物(コーヒーとミネラルウォータ)を買って、外のベンチでゆっくりと過ごしています。
そして、一番最後のほうでゲートに向かいます。
12月27日(水)
飛行機からヤップのチャネル
朝のヤップ空港
飛行機の中から
飛行機から降りて20〜30歩あるけば、もう入国審査のカウンターです・・・。
8:45パラオに到着。9:00過ぎに入国審査を終え、空港の外へ。
空港の外には、ベラウツアーのスタッフが迎えん来てくれていて、車で宿泊するVIPホテルへ。
今回からVIPホテルに宿泊することにしました。それまでは、ずーとパラオホテルだったのですが・・・・・。
今日は、ダイビングボートがもうすでに出てしまっているので、ゆっくりカメラのセッティングやダイビングの準備をして、過ごすことにしました。
ホテルは、広く一人で使うにはもったいないぐらいです。シャワーも常に温水が出ていて快適です。
各ホテルやレストランの紹介は、
ここを参照して下さい。(ベラウツアーのHP)
ひと寝いりした後、いよいよ6:30発CO861便パラオ行きの飛行機に搭乗です。
グアムから約1時間の空の旅です
この飛行機は、ヤップ経由の為、ヤップで30分〜45分間飛行機の中で待ちます。
私は、「ちょっと写真を撮りたいので降りてもいいか?」と言って、飛行場に降り写真を20分ぐらい撮って機内に戻りました。
成田への搭乗口がこの目の前なので、帰りのトランジットにはこの場所がベスト!
喫煙場所は、カウンターの奥で、軽食などがある。値段は、ちょっと高めですが、
帰りのグアムは、ここで過ごすと搭乗時間などがすぐに分かり安心できます。
空港の真ん中にあり、隣りにはハンバーガー屋や和食などの店が
並んでいて持込でここで一服する。
ただタバコを吸うだけでもOK。目の前がDFSなあるので買い物の休憩にも
ゲート15と17の間にあり
行きのトランジットに寄る
には場所的にもベスト!
反対側のトイレは広くて、
空いててよい。
ここのバーも行くたびに
システムが変わっていて
少し戸惑うが、ビデオも上映していて
暇つぶしにはとても良いです。
ただし、ドリンクを注文しないと
いけないので、ビールを飲みすぎてします。
私がいつも利用するバー。
↑
↓
↓
12月26日(火)
本日より10泊11日のパラオ一人旅に出発です。
今回は年末ということもあり、昼間の便が取れなく夜便での出発になりました。
東京駅から成田エクスプレス(2940円;1時間)で成田第2ターミナルへ。
私は、いつもキャスターバックとカメラ機材(アルミケースとリュックバック)と荷物が多いので、成田到着後はエスカレーター奥の
エレベーターで出発ロビーへ行き、そのまま搭乗手続きをするためにカウンターへ。
ここでは、パスポートを出し、行きのBoarding Passと帰りのチケットを貰い、キャスターバックを機内預けの手続きを取る。
ここでいつも問題になるのは、荷物の重量なのです。以前聞いたのだと、32kgまでということなのですが、私のキャスターバックの
中にはストロボやアームが入っていて、だいたい35kg〜37kgになってしまいます。でも今まで3回ほどしか「重量オーバーだから
荷物を分けて下さい」言われていません。機内持ち込みも、一人1個までということですが、アルミケースとカメラのりッくサックを
持ち込んでますが問題ないようです。一度、重量オーバーで「荷物を分けて下さい」と言われてのですが、「分けられない」と言って
もめたのですが、ダンボールを用意してくれ分けて持っていったことがあります。今では、すぐ分けられるキャスターバックを使って
いるので問題はないのですが・・・・
無事、荷物を預けた後は両替です。その後、いつものようにレストラン街に行き、ビールと丼物を食べ本屋で雑誌を購入します。
雑誌は、読み終わった後、パラオでお世話になるダイビングサービスにプレゼントします。
CO964便で成田を20:45出発し、3時間半後の01:20グアム空港に到着。ここで5時間のトランジット!
[一般的な行程表]
朝便の場合
成田発10:30→グアム着15:05 (トランジット4時間) グアム発19:00→パラオ着20:10 (火・木・土曜日)
(トランジット3時間半)グアム発18:30→パラオ着19:40(水・金・日曜日)
夜便の場合
成田発20:55→グアム着01:30 (トランジット4時間) グアム発06:30→パラオ着08:45 (水曜日でヤップ経由)
以前は、夜便で行くとグアム発05:00のヤップ経由でパラオ着07:00だったのでそのままダイビングに行けたのですが、
フライトスケジュールがかわったので旅行前は必ず確認をする必要があります。
この5時間のトランジット(4時間以上だと一度入国しないといけないらしいが・・)をどうするか?と言うことなのですが、
まず、グアム空港はとにかく冷房が効いていて寒いので、夜便を使うときは機内からブランケットを持って来て、
枕は、ゲート入り口のカウンターの所にたまにあるので貸してもらって椅子を向かい合わせにして寝るしかない。
ただ寝るだけじゃつまらないので、私は、寝る前に搭乗ゲート15と17の間にある「カフェ・フライヤーズ」というとタバコの吸える
バーで、ビールを2本飲んでからゲート19辺りの椅子で寝ます。
では、旅行記を・・
《トラベル・メモ》
[時差]
日本との時差はない。だたし、コンチネンタルで経由するグアムで1時間の時差がるので注意が必要。(日本の方が1時間遅い)
[シーズナリティー]
パラオは、乾季(11月〜4月)と雨季(5月〜10月)に一応分かれているのですが、最近ははっきりとはしないようです。
ただ、夏場は、西や南風になるため、ブルーコーナーなどの西側のポイントは波が高くなり、行けなくなる事がある。
パラオは、潮回りを確認して出かけたほうが、いいと思います。
パラオの天気や気象衛星写真などもありますので参考にして下さい。
[言葉]
島民が使用する言葉はパラオ語だが、公用語として英語を話す。日本統治時代の影響で、年配の人は日本語を話せる人がいる。
また、パラオ語になった日本語として、弁当、選挙、油(ガソリン)、大統領、電気、うどん、大丈夫、サルマタ、ちちバンドながあります。
[通貨]
パラオではUSドルが通貨として使われています。PPR、やパレイシアホテルでは、日本円からの両替は出来ますが、
レートはかなり悪いです。(日本で両替するより1ドル20円以上高い。)
日本の空港で両替してくるか、クレジットカード(インターナショナル;VISA、マスターカード、JCBなど)を使ってAMTから引き出す
方法がある。現金は、食事・チップ・お土産などに使って、ダイビング代やオプショナルツアー・高価なお土産はクレジットカードを
使ったほうが安全である。
私は、いつも日本の空港で小遣い程度両替して、不足分はパラオのAMTで現金を下ろしています。追加のダイビング代などは
クレジットカードで支払いをしています。AMTは、WCTCショッピングセンターの1F入り口、ハワイ銀行、グアム銀行など中心街に
ありますので、いつでもキャッシングが出来ます。レートは一番いいと思います。
[チップ]
習慣化はないようですが、私は、ホテルなどでは1ドルを置いています。(一般化しているようです)
[空港税]
パラオから出国する際、空港施設使用料として現金20ドルが必要です。
以前は、空港施設使用料はなく、取るようになってからも出発ゲートに入る前に支払っていました。そのときは、出発ギリギリになると
係の人がいなくなり、そのままは入れたのですが、今では搭乗券と引き換えなので、必ず支払わなければなりません。
[服装]
パラオですからTシャツ・短パンなどの軽装で十分です。
ただ、コンチネンタルを利用する人やグアムでトランジットする人は、かなり冷房が効いているので長袖が1枚あるとベターかな。
あとは、船に乗っているときの雨用にウインドブレーカーなどあるといいです。
[電圧・プラグ]
電圧は110ボルト・60ヘルツ、プラグは日本と同じです。
私が使用するのは、電池のバッテリー充電だけですが、日本の製品をそのまま使用しても問題ありませんでした。
ただ、長時間使用する場合は、変圧器や海外用のコンバータ付きのものを持っていったほうが安全だと思います。
[飲料水]
水道は飲めませんというより、飲まないほうが無難です。ミネラルウオターは、スーパーで売っています。WCTCショッピングセンター
には、ミネラルウオターや氷の自動販売機があります。(私の場合は、ほとんどビールなので・・・・・)
[電話]
ホテルのフロントやガソリンスタンド、レストランなどからは島内なら無料でかけられる。ただ、公衆電話からだと、3分25セント
かかる。ホテルの部屋からは、通話料と手数料がかかるので、私の場合は、フロントまで行き、電話をかけています。
国際電話は、大きなホテルか空港、電話局PNCCからかけることが出来る。
かけ方は、外線番号+国際通話識別番号(011)+日本国番号(81)+日本の市外局番(始めの0を除く)+相手番号。
ホテルからかける場合は、1分間4〜5ドル+接続料3ドルで、プリペイドカードの場合は、1分間1.5ドルと割安です。
PNCC(パラオ電話局)のHPは、イエロー・ページや地図など、なかなかの情報量です。ただし、英語のみなので・・・
[郵便]
絵はがきは、70セント前後、封書は80セントからドルで、AIR MAILで1週間程かかる。
ただ、パラオはポストがないので直接、郵便局から出すことになる。
[インターネット]
最近パラオにもインターネットカフェがどんどん出来てきて、便利になってきています。
私がいつも利用しているのは、郵便局向かいの「Cafe@Palau」で21:00まで空いているし、日本語対応のPCが3台あって、
とても便利です。料金は、30分3ドル、1時間6ドルで、コーヒーやハンバーガーなども食べられるようになっている。
結構、外人がメールを打ちに来ていてお友達にもなれますよ。
[外出時間]
パラオは、夜2:30〜朝6:00までの外出禁止令があります。今までは夜12:00からだったのですが、飛行機が夜1:45になった
ことで夜2:30に変更したと思います。飲み屋も夜12:00でしまってしまいますのでほとんど問題ないのですが・・・・・。
[交通]
パラオには、公共の交通機関がありません。移動する時は、タクシーが一番いいかもしれません。
ただし、流しのタクシーはありませんので、ホテルなどでタクシーを呼んで貰う事になります。
料金の目安は、空港からコロール中心まで約15ドル、コロールからPPRホテルまで5ドルぐらいです。・・と言うのも料金メーターが
ないので、事前に交渉することです。料金表は、ありますので、どうみても高い時は、その表を見せてもらうといいでしょう。
私が何度かコロールからPPRまで行ったときは4ドルでした。結構、日本語を話せる人もいます。
また、帰りもタクシーを利用するので、帰る時間が分かっている場合はそのタクシーに迎えに来てもらうのが確実です。
タクシー番号と電話番号、名前を聞いておいて、次にも利用してあげると安くなったりするかも?
あと、移動手段としては、レンタカー、バイク、自転車があります。最近、夕方から夜にかけてシャトルバスが各ホテル間を
運行
しているので、これを利用するの手もあります。
《アクセス》
日本からパラオへのアクセスは、
成田 → グアム → パラオ が一般的な方法です。 また、JALが名古屋・関空からパラオ直行便を
(3時間半) (2時間) 不定期だが運行している。(4時間だから楽そうですね。)
《パラオの歴史》
パラオは、大航海時代にスペイン人が訪れ、ヨーロッパとの
接触を持った。その後、1783年に商船アンテロープ号が
漂着し、これを機にヨーロッパとの貿易が始まった。
しかし、貿易で鉄砲が持ち込まれ、勢力争いいに利用されたり、
天然痘の伝播で人口が10分の1に激減してしまった。
その後、スペインがパラオを支配したが、米西戦争に敗れた
スペインは、1899年にドイツに売却し、パラオはドイツ領に。
1941年、今度は第1次世界大戦によりドイツが占領していた
パラオを含むミクロネシアを日本が占領し、戦後は国際連盟に
よって日本の委任統治領になる。これによって多くの日本人が
パラオへ移住した。1935年には、約2万5000人の日本人が
コロールに住み、道路・電気・水道を整備し、繁栄をしていった。
しかし、第二次世界大戦によりパラオも戦場となり、繁栄も
ストップしてしまい、戦後はアメリカの信託統治領となる。
1981年には、世界初の非核憲法が発布され、1994年10月に
独立を宣言するとともに、アメリカとの自由連合協定を締結する。
このようにパラオは、スペイン・ドイツ・日本・アメリカなどのいろい
ろな国の影響を受けながらも、昔ながらの宗教、風習、伝統を
重んじている。
空から、この島々を見るとなんともいえない
自然の不思議さ・神秘さが感じられます。
ダイビングを1日休んで、オプショナルで空から
パラオを見るのもなかなかのもんですよ!
パラオは、日本から南に約3,000kmの太平洋の海に点在する、南北600kmにわたり点在する大小300あまりの島々です。
(ちょうど日本の真南の赤道近くですね)
「パラオに潜りに行ってくる!」って言うと
ほとんどの人が「パラオってどこ?」って
いう質問をしてきます。
そこで、まずパラオの場所を・・・・
ジャーマンチャネル
今回で、パラオへは15回目の訪問になります。そこで、少しは旅の記録として、「旅行記」を作成することにしました。
簡単ですが・・・見て下さい。
Palau 2000.12.26〜2001.1.5